当院ではクリニカルラダー制を導入し、看護師個々のキャリアに合わせた目標設定を行って、
着実にステップアップできるよう支援しています。
また、新人看護師はプリセプターシップのもと、自分のペースで主体的に学び、
成長を実感していけるように促しています。
当院は、新人看護師の教育・研修制度としてプリセプター制度※を導入しています。プリセプターは比較的若手の先輩が担当しますので、新人ならではの悩みやつまずきをよく理解して指導し、ときにはいろいろな相談にものってくれます。もっとも身近な先輩として、職場や業務に慣れるまで支えてくれる存在です。
もちろん、指導はプリセプターだけが行うのではありません。プリセプターを中心に病棟全体で新人を見守り、細やかにサポートするのが当院のスタイル「チームステップス(共育)」です。
その他、当院オリジナルの教育制度として、「院内留学制度」があります。1年目の秋頃に「自部署以外の部署を体験してみる」研修が2日間組まれます。行ってみたい部署の体験ができるので、自部署では経験できない新しい発見があると好評です。
※プリセプター制度とは、一人の新人看護師(プリセプティ)に対し、一人の先輩看護師(プリセプター)がついて、マンツーマンで指導をする制度です。
他院で十分な経験を積んできた看護師であっても、新しい職場に入るときには、不安や緊張を覚えることでしょう。それまでと違うタイムスケジュールやルール、求められるものの違いなど、ギャップがあるのが当たり前だからです。
そうした戸惑いを少なくし、少しでも早く本来の力を発揮していただくために、当院では中途採用の看護師一人ひとりが持つ背景や価値観を理解した上で、個人にあった具体的な支援を実施していきます。万全のフォロー体制や研修システムの中で、安心して職場に慣れていくことができます。
部署は、第1、第2希望までと、希望しない部署を1部署お聞きし、基本的に配属希望を叶えられるようにしています。異動は頻繁にあるわけではありませんが、1部署の経験年数5年前後を目安にローテーションを行い、古い慣習、悪い慣習が定着しないように、常に新人と同じように新鮮な気持ちで業務ができるように、工夫しています。
キャリアアップを目指す方には、専門・認定看護師の資格取得支援制度があります。